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【中学時代の体験談】毎日ディルドでフェラの練習をしてきた同級生に咥えてもらうことになった〈全編〉

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高校のときの女友達の話。

正確には中学から同級生で、同じ高校に入学したことを受かってから知った。

「同じ中学」というとっかかりネタを持って、話しかけに行った。

まるで彼女を狙っているかのように思えるだろうが、そういうつもりはなかった。

自慢じゃないが、俺はこんなとっかかりでも無ければ、女子に話しかけることすらできない。



いや、それすら実際キツかった。

しかしこれを逃したら、という気持ちと、「同じ中学」ネタの効力は入学直後が一番大きいこと、それに高校デビュー的舞い上がりでなんとか実行に移せたのだ。

狙ってないのに何故そこまでしたかというと、単純に「女友達」が欲しかったからだ。

前髪を切り揃えて、それ以外は放置気味な重たい印象を持たせる黒髪、唇は厚めで、いつもピチッと閉じており快活な印象は無い。

左右の頬と鼻にぽつ、ぽつと点在するニキビ、そしてメガネで大体俯いている。

「同じ穴の狢」感がすごい。

中学時代は童貞拗らせてか、許容レベルはあれど、女子と事務的な会話をするだけでウキウキする程な俺にとって、彼女はセーフ、しかしその許容レベルのボーダーに限りなく近いと品定めしていた。

自分を棚に上げて何言ってるんだと心中で自己嫌悪するが…。

結果、接触としては悪くなかったようで、オナチュー会話も少しは盛り上がった。

少年漫画という共通の嗜好を引き出し、登校前に買った漫画雑誌を放課後に回し読む。

もちろん漫画禁止なので、屋上に続く扉がある人気の無い踊り場で。

時間を放課後に指定したのは、下校時間を合わせることで自然に「一緒に帰る」雰囲気を作りたかったからだ。

同じ中学なので最寄駅が同じことも織り込み済み。

かなり強引に事を進めたので不安だったが、無事功を奏した。

別に可愛いとは言えず、スカートも長くて肌色成分も無いがやっぱり女子だ。

スカート履いて、髪が長く背が低い、そういう存在と話してるとウキウキする。

やんわり断ったり嫌がってる素振りとかも無し。確かな手応えを感じた。女友達までは近い。

関係を深めると分かってくるものがある。

普段はボソっとしてるが親しい間柄とは高音早口、薄笑いを浮かべ鼻をフフッと鳴らしながら話す、所謂オタク喋り(俺も軽くこんな感じ)、下ネタ好きでフランクに話させればわりかし下品だったり、結構ディープで中学では猫かぶってる(本人談)だったり。

分かっていくにつれて女子と話しているウキウキ感が減り、性欲が芽生えはじめた。

女友達になるという目標は達成したのに、目的が消えた。

中肉中背の極みといった体型だが、女子の夏服を間近で見ていると思うところはある。

裸体を予想し、揃った前髪をかき分けておでこ、メガネのレンズやフレーム、それに軽くニキビをたくわえた頬に射精し、ぽてっとした唇にチンポを擦りつけ拭う。

そんなサイテイな妄想を広げるとたまらなく興奮し、たまらなく申し訳無くなる。

こんなことを考えてるなんて、感づかれないようにしないと。

1年が経ち、高2の2学期。

相変わらず友達同士で、一緒に漫画雑誌を読んだあの踊り場で駄弁るのが日課になっていた。

科目でクラスが分かれたり、進路希望調査なるものが現れたり、嫌が応にも進路を意識する時期で、俺はなんとなく彼女の進路を聞いた。

彼女は悩んでいた。

世間話程度でそこまで知りたいわけじゃないし、耳の痛い話なのだと察したんで別の話に替えたんだが、その話を割って彼女が言った。

「あ、あの私ね、体売りたい…なー、なんて思っちゃったり…」

…は?

「ホラ…私頭悪いでしょ?顔も良くないしコミュ力も最低。なんか他のどういう仕事も向いてない気がして。」

呆気にとられる。考えがまとまらず、何でそんな急に、とかもう一回考えた方が、とかありきたりなことしか言えない。

「昨日今日で考えた話じゃなくて…。経験はまあ、無いけど興味はあるし。」

どういう返事がベストか考える。

言い放った彼女の方も何故か考え込んでいるようだ。

強く否定しようとしたその時、

「…あの、さ、私とかどう…です…か?なんて」

は。

再度固まる。

告白ではないことはなんとなく分かった。

性欲を抱いたことはある、とだけ言った。

「そか、良かった…。ええと、本番はちょっと怖いから口で…あっ今じゃないけど…○○(俺)んチの両親の居ない時間…ってわかる?」

余裕で分かる。

一番早くて明後日。

結局受け入れてしまった。

明後日に使うコンドームを放課後に買いに行くことになり、その帰りに話を聞くことにした。

流石に事情を聞かずに事は致せない。

公園で時間にして4時間は聞いただろうか。

なるべく短く書いてみる。

彼女は常にモノを咥えて生きてきたと言う。

断乳しようとする母に泣きわめいて5歳直前まで母乳を飲み、その後も母親の指をしゃぶりながら寝ていたらしい。

その対象は鉛筆、父親の火の点いてないタバコ(家族会議モノで禁煙したらしい)に移り、棒アイスの木の棒を3時間くらい咥えるのもザラらしい。

小6に性行為全般の存在を知るも、セックスそっちのけでフェラに異常な興味を示す。

中学に進学し、ディルドという存在を知るや否や、一週間経たず某通販サイトでコンビニ受け取りで購入した。

初めに口をすぼめ咥内をディルドにフィットさせた時の、脳に電気と液体が流れ込むようなビリビリジュワーとした感覚が忘れられんらしい。

中一でこれは紛れもない変態女じゃないか。

そこからはもう、現物と妄想を使ってしゃぶり倒しである。

最初こそ好きなキャラの性器を模して致したりしたようだが、じきにユキヤというオリジナルキャラ(いわゆる「うちの子」)の専用チンポになり、アソコを弄る弄らない関係なく、暇があればしゃぶる日々。(色々設定を考えてあるらしいが割愛)

ネット上の男目線のアダルトコミュニティやエロ動画で色々研究し、舌、頬、顎の筋肉のトレーニングに夏休みを費やした。

すごい奉仕精神だが、しかし所詮は物言わぬ存在で、レスポンス(反応)が欲しいという現実に直面する。

しかし時すでに遅く、彼氏どころか友達を作ることすら難しくなっていた。

現実と妄想のギャップに苦しむ中で高校生になり、現実とコネクトすることが多くなった。

俺である。

眼中にすら入ってなかったが、甲斐甲斐しく話してくれるし折角の現実との接触の機会なので邪険に出来ないと世間話を合わせて現在に至る。

俺たちは舞い上がってた。

心の裸の付き合いだと言わんばかりに曝け出した。と言っても俺は彼女の話に比べたら普通だが。

「こんな話一生他人とする気無かった、ありがと」と前置いて別れを告げる姿を、俺はボーッと見ていた。

下腹部を見下ろす。

お前、2日後にあの子の口に入るらしいぞ。

信じられるか?俺は信じられん。

体は現実に期待し、意識は現実を完全に認識できてない、そんなフワフワした2日間を過ごした。

当日の帰宅後。

自室に女の子がいる。

不思議な気分だ。

見られたくないからとアイマスクを手渡される。

冗談交じりだが半ば強制である。

ゴムも着けてスタート。

暗闇の世界で、遠くから車やカラスの音が、近くではくぴ、ちゅぷと水音が立ち、5秒おきにンフーと彼女の鼻息が聞こえる。

温い空気が下腹部に当たり、陰毛がそよぐ。

オナニーより断然気持ちいい。

それは精神的なものにも依るのだろう。

だからこそ、それをもっと認識していたい。

「ごめん。これ取っていい?」と頼んだ。

ン゛ー!と腕を掴まれ、口の動きも止まった。

お互いにとって初めてだから、一昨日あれだけ晒したんだから今更隠し事なんて、とか言ってたら腕をほどいてくれた。

ご対面。第一印象は変な顔でも不細工でもない。

可愛くて、綺麗。素直にそう思ったので言ったら、眉はハの字に、目が潤み、鼻水が少し垂れている。泣いている…のか。

「フヒとファオ!」

え?

「フォッヒ?」

前述した妄想がリフレインし、顔、とつい答えた。

そこから先は記憶が鮮明ではない。

口の動きが激しくなっていたので、鼻息や音も凄かったんだと思うが、俺の記憶の中では無音だったようにも思う。

要はそれだけ、下腹部の快感が脳のキャパシティを支配したってことだろう。

気が付いたら彼女の顔にベットリぶち撒けていた。

ゴムが勝手に外れたのか、外してくれたのかすら分からない。

「すごい…ね。これ…プールのニオイ…に近いかな?チンポも唇に脈打つ感覚が伝わったり、硬さの中に柔らかさがあってやっぱりディルドとは違うなって。」

顔に付いたタンパク質を拭ったりもせず、早口で感想戦始めるところは彼女らしいなと思った。

可愛い、美しいと言った理由を聞かれた。

別に出まかせを言ったわけではない。

顔そのものではなく、俺にここまでしてくれている、という充足感が愛おしさとして感じ、それを可愛いと表現した。

綺麗というのは逆に、まず日常生活では見ない「変形」と呼べるレベルに達しているその顔について。

口マンコなんて言葉があるけど、尖った口先と凹んだ頬でチンポを入れる為の形を作り、鍛えた筋肉で保持、運動する。

正に口でマンコを作っているのだ。

歯や呼吸という機能はトレーニングでオミットされ、舌という自由意思で刺激を与える、マンコには無い装備が不随される。

女性にはピンと来づらいかもしれないが、精を搾り取ることに特化した合理的フォルムに美しさを感じた。

言葉にするならこんなところだ。

何言ってんの、もう。と言いながら目元だけじゃなく顔全体が赤らんで見えるのは夕焼けのせいだけではないと思う。

俺は財布を用意した。

相場が分からないので好きな額抜いてくれと渡す。

何か言いたげな感じだったが、複雑そうな顔をしながら1000円だけ抜いて帰っていった。

俺たちはお金の関係になった。

毎週木曜、どういうことをしたいか打ち合わせ、金曜の放課後に実行。

1000円の支払いがスイッチになり、週明けには「友達」に戻る。

月の小遣いが5000円なので、高校生たる俺の収入源はほぼ全て彼女に行った。

これより有用な金の使い方など無いし、これより楽しい人生も無いと思った。

状況を変え、方法を変え、俺たちは楽しんだ。

例を挙げると俺んチの風呂場:音の反響を活かし、多少大げさに音を鳴らし、ストロークが根元までの”ウッドペッカー”

学校のトイレ:口筋で密閉空間を作り、ストロークほぼ無しで舌を重点的に使う”マナーモード”

あまり時間が取れなくすぐイきたい:ストローグは先っぽの間だけ。亀頭ガン攻めの”クイック”

他にも、舌を膨れた片方の頬肉に押し付ける”スクイレル”、予めお湯を含んだ口でする”ウォームフル”、他に…15種類くらいあったかな。

どれが良かったとかをノートに書いてまとめたりもした。

ちなみに全部彼女が名前を付けている。少年漫画脳極まれりといったところか。

とても楽しい時間だが、金を払う瞬間だけは一瞬だけ寂しそうな顔を見せる。

思春期に脳と体と時間を性技に捧げた女の実力。あまりに素晴らしい。それと同時に思う。

彼女が将来的に誰かと体を重ねることへの拒否感。

今が高3の5月なので、来年の今にはもう…。

他の誰かに体を売らないで欲しい。

しかし俺には売ってほしい。

バカバカしくなる程の矛盾である。

ここで疑問に直面する。

俺は彼女が好きなのか否か。

最早性欲に塗れ過ぎて、恋心というものが存在するのか、自分でもわからない。

恋人にしたいのか、体を独占し続けたいだけなのか。

俺はフェラ以外も求め始めた。

敢えて避けようとしてるのは知っているが、強く押せばやっぱり応えてくれた。

俺がフェラだけに甘んじていると、いつかふっと消えて他の男と体を重ねる、そんな気がしてならなかった。

手繋ぎもキスも、そしてセックスも、恋人としかしないであろうプレイは全部した。

彼女はいつも通りの反応を装いながらも、笑顔は曇っていることが俺にはわかった。

そのうち「○○も進路、しっかり考える時間作らなきゃ。」と週末の恒例行事の打ち切りを告げられた。

直接的ではないものの、今まで見せなかった明確な否定だった。

彼女を苦しめてしまったと後悔した。

どうして俺はあんな自分本位なことをしてしまったのだろう。

俺は近くのCラン私立に受かった。

彼女と関わり辛くなり、頭も時間も意識もポッカリ空いたので、そこに勉強を詰め込めた。

卒業前の2月、駄弁ってた踊り場に行った。

今は半分物置で、掃除用具や机椅子がゴチャゴチャと積まれている。

もうこの場所はないと言われてるよう。

色々思い出がよみがえり、そしてもう戻れないと知り、泣いてしまった。

ハッキリと自覚する。彼女のことが好きだったのだと。

「何泣いてるの?ふふっ」

横には彼女がいた。

半年振りくらいに話しかけられた。

恥ずかしかったが、もっと恥ずかしいことを強いた俺が言える義理もない。

「…色々思い出してなあ。漫画持ち込んで読んだのが最初だっけか。結構勇気出して話しかけたんだぜ。今までありがとうな。それと…本当にごめん。」

「勇気…かぁ。じゃあ私も勇気、出す。聞いて?」

正式に関係は終わり、卒業しても違う道でお互い頑張りましょう。ってところだと思っていた。しかし違った。

「怖かった…。お金を受け取らずに”恋人”として求めたら、断られるんじゃないかって、本当は…その、処女…も恋人として捨てたかった。」

予想と別方面の話で、頭にハテナが浮かぶ。

「でも断られたら友達にすら戻れない…それだけは、絶対ヤだった。」

「最初から…かな。”友達”だけじゃ満足できなくて、告白したかったけど勇気がなかったから、都合のいい関係持ちかけて友達以上になって。でもそれは恋人じゃなくて。」

「そしたらどんどん彼女にしてくださいと言いにくくなっちゃって。私バカだなーって。」

「体売りたいとかも多分本心じゃないの。誰とでもじゃない、ただ好きな人と抱き合ったりキスしたり、フェラしてあげたりしたかっただけ。」

「抱き合うのもキスもフェラもエッチも、全部お金の関係で済ませちゃったけど、……これから、一つずつやり直しませんか?」

「彼女に、してください。」

頭を下げて封筒を渡された。告白後にラブレターなんてことはないだろうし、一体何だろう。

中身は現金。全て1000円、全部で35000円はあるだろうか。この金の意味するところは勿論理解している。

これを受け取ってはいけないのではないか。そう思ったが

「ふふ、私の変態度知らないってわけじゃ、ふふっないでしょ。お金で割りきった関係とか、全然気持ちよくないし。」

過去は変わらないけど、この金が俺に戻ることでお互いの過去の追い目が無くなるのかもしれない。今度、この金で何かプレゼントしよう。誕生日はいつだったか。

彼女の進路はイラスト系の専門学校らしい。

いつもの口調に戻った彼女を声を聞くと、心がウキウキしてることに気付いた。でもこれは女の子に対して分別なく起こってた今までのものとは違う。

「口調?いつでも言えるようにしてたから…かな?それよりさっ、ふふっ返事がまだなんだけど!」

「ああごめん、えー色々あったけど、これからもよろしくお願いします。」

「えぇー何か素っ気なーい。それより私、ふふっ思うんだけど、色々先取りでやっちゃったけど、”恋人”ならやること、一つだけ残ってるよね。へへ」

何だ?わからない。大体やったような…パイズリとか?いやでも出来ないだろうし。

「私の体を見るんじゃない!ヒント!やるなら金曜じゃなくて休日。」

休日?ああ、そうか。何で気付かなかったんだろう。まだ性欲に支配されていたのか。

「あー…でも卒業してからがいいなあ。服とか全然執着したことないから…」

「その服を買うためでいいじゃん。」

「だめ。初めてだから…大事にしたいし。卒業式の翌日…とかどう?」

OKする。以前は薄笑いだった彼女の笑顔が、今は満面の笑みである。”友達”でも”金の関係”でも見られないんだろうな。

「それにしても答え浮かぶの遅くない?ふふっ、じゃ答え同時に言お。」

「なんで同時…」

「いいからっ!ふふっ」

せーの、でその答えを口にした。


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